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人力車豆知識①構造とパーツ図解

人力車の構造とパーツ図解

息子が夏休みの自由研究で人力車を調べるので、WEB上で構造やパーツの資料を探したら意外に出ていないので自分で資料をまとめました。きちんとした名称がないパーツもあるようで、自分で勝手に名付けたパーツもあります。名付けちゃった勝ちということで意味が通じればいいでしょう^^;

興味深いパーツは「象鼻」。梶棒の先端部分の金属が象の鼻のようにJの字に曲がっているのでそう名付けられたようです。曲がっているのは、人や何かに接触した際の安全対策と地面に置いている際に梶棒を守るためという目的があります。機能的なパーツなのですが、結果として美しいデザインになりましたね。

それと車体と車輪の間にある「バネ」。初期の人力車は木の車輪に鉄の板を巻き付けていたので、道の振動や衝撃がガタガタと体に伝わるのを防ぐサスペンションの役割でした。現在は空気のタイヤになり、振動や衝撃が伝わりにくくなったので、ただの飾りになっている場合が多いです。

また昔の人力車は、後ろに倒れててお客様が怪我をするという事故があったのですが、「転倒防止棒」を付けて人力車が後ろに傾いても棒で支えて倒れないように工夫されています。

それと、夏の人力車は暑いと思われがちですが、実は幌をかけて風通し窓を開けた状態で走行すると、直射日光を防いだ上に、前から後ろにほどよい風が通り抜けるのでとても心地よい乗車を楽しめます。

もっと、意外な知識があるのですが、またあらためて書きます。

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